確かに年齢を重ねても元気でいろいろなことにチャレンジされている方が
増えているように思います。
今や70-74歳の3割近い方が就業していて、この数字は年々伸びています。

国が力を入れている高齢者の雇用促進が進む中、
公的年金の繰り下げが75歳まで可能になりそうです。（現行70歳まで）
最大75歳まで繰り下げると、1か月の年金額は84％の増額に！
改定の根底にあるのは厳しい年金財政の現状も関係してそうですが、、、。

今の公的年金制度のベースとなるものができたのは昭和30年代ですので、
当時の日本人の平均寿命が60歳代だった頃。
10年程年金もらえれば・・・という時代だったかと思います。

現在、日本の女性の平均寿命は約87歳、男性は約81歳ですから、
「終身」という老齢年金の制度の維持には色々な改定が必要なのですね。

さらに、企業への70才までの就業機会確保の努力義務化も予定されています。
（現行、希望者を65才まで雇用する義務）
ますます高齢者の就業率が上がっていきそうです。