「スモールビジネスを、世界の主役に。」
大阪市天王寺区のfreee5つ星認定アドバイザー「ジェイシス税理士法人」です。
12月に入りましたね。今年も1ヶ月切ったかと思うと、色々やらないと思っていたことが、次々と浮かんできて焦ります。
今回は、一年のまとめとして、ジェイシスグループの行き先についてお話ししてみようと思います。
ジェイシスグループは、2017年にfreee認定アドバイザーになってからの5年間で、多くの変化を経験してきました。その渦中で、ジェイシスの価値、そしてその行き先を、常に頭の中で考えながら日々を過ごしてきました。
私が入社した頃には既に、歴史ある会計事務所としての地位を確立していましたので、それを再定義し、事務所の存在価値をどこに置くのか、非常に悩ましく感じていました。
そこで、事務所にあるカルチャーをまとめてみることから開始。
所長の片岡から良く発される「キーワード」を書き出し、思考。
それに対して、スタッフにも、マインドマップで自分の価値観についても書き出して「価値観マップ」を作成してもらいました。
ここに共通項がある部分があれば、事務所の「芯」が分かり、「今の」価値観が表れるのではと予測を立てたのです。
結果、やはりそれぞれの価値共有している部分があり、事務所の価値を考えるに至りました。これを今後は言語化して発信していきたいと思います。
ジェイシスの実現したいサービスとしては、freeeを利用した税務・労務・経営体質構築の3点を軸に、顧客との信頼関係の上に成り立つ、アットホーム感のあるコーチングサポートです。
その心は、中小企業経営に本質的に役に立つサポートを、専門家として突き詰めていくという所にあります。
税務・労務における適正性・透明性・スピードはこれからも益々ニーズがあり、と同時にコストや手間をなるべくかけないというニーズも存在しています。その上で、経営者としては、そこに居てくれる人材をどう巻きこんで経営を盛り立てていくのか、非常に悩んでおられる部分かと思います。
会社の基礎であるバックオフィスの強さは、会社の根っこを支える重要な部分だと再認識してもらえるようなそんな価値を感じてもらえるように、サポートを通じて精進していきたいのです。
個々に見ると、「適正性」は、成熟社会においては当然あるべき姿として求められ、雇用される若い世代はモラルの高い事業所を選ぶように益々なると思います。
「透明性」は、不正を生まない環境を提供してくれます。
「スピード」については、これだけ不安定で変化の早い経済社会でデータドリブンによる経営判断をする重要性は私が言うまでもないと思います。
バックオフィスの環境を真剣に考え、整えることで、最終的に経営計画の遂行のしやすさにも大きく関わってくると考えています。
それをリソースの限られた中小企業で行うというところに、freeeを導入するという選択があり、会社と専門家とがコミュニケーションを密に取りながら、会社経営の計画について話をし、数字を立て、実行していくという、単純な対処療法ではない、「強くしなやかな経営体質を作る」というところにフォーカスしたいと考えています。
大きな展開はできなくとも、価値あるサービスを提供したいと思います。